キャリアアップしたくて転職する看護師は、転職前に要チェック!
- 2015/9/10
- 転職理由
看護師の仕事を続けていると「キャリアアップしたい」という気持ちが芽生えてくることがあります。ここでは、キャリアアップする方法とキャリアアップにつながる資格について詳しく説明しています。
いろいろな診療科を経験
看護師の中にはいろいろな経験を積んで積極的にキャリアアップしたいと考える人もたくさんいます。看護師が経験を積む方法として、様々な診療科を経験してみるということがあります。
医療の分野というのは幅広いですから、異なる診療科で看護の経験をすることによって、対応できる業務の幅が大きく広がります。どんな医療機関でもニーズに応えられる看護師になることで、レベルアップをはかることができるのです。
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認定看護師とは?
看護師には認定看護師という制度があります。認定看護師は、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を持っていると日本看護協会に認定された看護師のことです。
認定看護師になるには、5年以上の実務経験が必要で、なおかつ認定看護師教育課程を修了し、試験に合格しなければなりません。医療機関の中には認定看護師になるための支援制度が設けられているところもあり、こうした医療機関へ転職を希望する看護師もいます。
専門看護師とは?
専門看護師は、特定の診療科を専門的に学んだ看護師のことで、日本看護協会の専門看護師認定審査に合格することによって与えられる資格です。
専門看護師になるには、その分野で一定年数の経験を積んだ上、看護系大学の大学院において所定の単位を取得しなければなりません。専門看護師の資格を取ることを考える看護師もおり、それを視野に入れて特定の診療科で経験を積みたいと転職を考える人もいます。
大学や短大に進学
看護師の中には、看護大学や看護短大への進学を考える人もいます。大学や短大で勉強することにより、より専門的な知識を身につけることができますし、専門看護師などの資格を取得することもできます。また、大卒や短大卒の資格を得ることで給与もアップします。
専門的な知識や技術を身につければ希望する医療機関に転職できますし、医療の最前線で活躍することもできるでしょう。このようにキャリアアップのために進学をする看護師もいるのです。
いろいろな診療科を経験したり、特定の専門分野を極めたりすることで、看護師としてのキャリアアップができます。自分なりのキャリアプランを立て、前向きな理由で転職を考える看護師も多くなっています。
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