転職すると給与が下がるって噂を聞きました、これって本当ですか?
- 2015/8/26
- 転職相談
看護師さんの転職と給与の関係性について細かく調べました。キツイ仕事内容に見合う、満足のいく給与を望むのであれば、転職先の見つけ方が変わってきます。満足できる転職方法がこの記事には書いてあります。
看護師が転職すると、給与がさがるとは言えません
看護師の職場と言ってもさまざま。主な職場は病院ですが、病院にしても500床を超える大病院もあれば、ベッドのない小さなクリニックもあります。また病院以外にも特養老人ホームや老健施設、訪問看護、企業などさまざま。働く先は多く引く手あまたです。
給与アップを狙って転職する看護師もいるほどですから、単純に「転職すると給与がさがる」とは言えません。転職先をよく選び、今の職場よりも高給与の勤務先を選択すれば給与アップは実現します。
計画的な転職で、給与アップも夢じゃない
転職して給与がさがってしまうのは、無計画な転職をした場合の話。
転職先を十分に吟味し、高給与が得られる職場を選んでいけば給与アップは可能です。何年働いてもほとんどベースアップしない職場も存在しますし、賞与もない職場もあります。病院の経営が苦しい病院もありますし、そもそも経営側が看護師に還元したくないという場合もあるでしょう。その場合どれだけ熱心に働いても意味がありません。
給与が上がらないときは職場を変えてみるという選択肢もあります。そして見事年収をあげている看護師もいるのです。
給与額に一番影響するのが「夜勤手当」夜勤のある職場に転職して収入アップ
給与額に強く影響するのが夜勤手当です。日勤のみのクリニック勤務の場合、年収が低いと言われています。それは夜勤や交代勤務がないことが大きな原因です。
どうしても給与額をあげたい場合、日勤のみの看護師は夜勤のある職場に転職することで大幅に収入を増やすことができます。夜勤をするためには、本人の環境や体力的な問題もありますので無理は禁物です。夜勤がなければ看護師の給与は一般の仕事と同じで平凡、と言われていますので、一気に収入を増やしたいときはおすすめの方法です。
日勤でしか働けないときは、基本給やボーナス支給月数に注目
「夜勤ができれば一番いいのだけど、事情があって日勤しかできない」という看護師の方は基本給やボーナス支給月数に注目してみましょう。
日勤のみの職場でも、今の職場よりも基本給が高い場合はボーナスの支給額にも影響してきます。もちろん各種手当などもあっての給与ですから基本給が高いからすべてOK、というわけではありません。
けれど基本給はずっとこれだけ、何年経っても昇給しないという世界にいるのであれば、思いきって職場を移動してみましょう。思わぬ年収アップになります。
衝動的で無計画な転職を繰り返すと、給与がさがる可能性も
一番まずい転職は「無計画で衝動的な転職を繰り返す」ことです。転職回数が増えるほど仕事に就ける可能性は低くなってしまいますし、仕事がないとなれば給与は二の次、三の次になってしまいます。条件を言っていられなくなるのです。このようなことにならないように、転職時には人一倍慎重になるべきです。
安易な理由で仕事を辞めてしまうと、後で振りかえって「しまった、あのとき転職しなければよかった」と後悔するかもしれません。収入にも直結してきますので、安易な転職は禁物です。
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